あかし地域ユニオンについて

あかし地域ユニオンは一人でも誰でも入れる労働組合です

あかし地域ユニオンは、労働組合を必要としている人のために活動している、地域に開かれた労働組合です。正規社員・パート・アルバイト・派遣・嘱託・臨時・契約社員など、一人でも誰でも、失業中でも、外国人でも入れる労働組合です。

サービス業の増加など産業構造の変化で、最近では労働組合に加入しているのは働いている人の6人に一人と言われています。特に中小・零細企業で労働組合があるところは僅かです。しかも、今ある労働組合のほとんどは、企業ごとに作られ、主に正規社員が対象です。

パート・アルバイト・派遣など不安定な雇用契約で働く人は増えているのに、これまで、一番弱い立場の人が困ったときに相談できる労働組合はありませんでした。最近、こうした新しいかたちの労働組合に加入し、声を上げる人たちが増えています。

地域や全国の働く仲間と協力して活動する労働組合です


一人でも誰でも入れる労働組合ですから、会社も職種も雇用形態も国籍もみんな違います。企業の枠を超え「みんなは一人のために、一人はみんなのために」をモットーに活動をしています。ですから、一人の組合員の問題で多くの仲間が駆けつけます。

 

また、地域や全国の働く仲間の応援を受けて、問題を解決しています。明石市内の労働組合で作る明石地労協人権平和センターや兵庫県内で活動する各地域ユニオン、全国で活動する数多くの地域ユニオンと協力して問題解決の取り組みを進めています。ほかにも、市民団体・弁護士・社会保険労務士・労災職業病の専門家や自治体議員などと日常的に連携して問題を解決しています。

労働組合 (ユニオン) とは


労働者は一人ひとりでは力が弱いため、団結して会社と交渉するために結成するのが労働組合で、憲法28条に「勤労者の団結する権利はこれを保障する」と定められています。労働者の長年にわたる「たたかい」によって勝ち取った労働基本権には、①労働組合をつくる、②会社と団体交渉をする、③ストライキをするという三つが認められています。

労働者であれば誰でも自由に労働組合をつくることができ、結成したことをどこかに届け出たり、誰かに承認してもらう必要はありません。

 

労働組合には、企業ごとに結成された企業内労働組合と、企業の枠を超えて一人でも入れる地域合同型労働組合があります。ユニオンは、地域合同型労働組合の一つです。

団体概要


団体名 あかし地域ユニオン
住所  〒673-0882 兵庫県明石市相生町2丁目7-12 明石市立勤労福祉会館1階
代表者 委員長 金平 博
設立日 1999年 2月 10日
電話番号 078-912-2797
FAX 078-912-2797
E-Mail info@a-union.org
URL https://a-union.org

あかし地域ユニオンの活動内容


1.いつでも労働相談できます

未払い賃金・解雇などの労働相談を常時行うほか、いじめ・パワハラホットラインなどの、特別相談を随時実施しています。あらかじめ予約していただければ、平日夜間、土日休日問わず面談できます。



2.組合づくりやたたかう仲間の応援する

労働組合加入や、組合活動を理由に会社が解雇や不利益な扱いをすることは法律で禁止されています。ユニオンは、労働組合づくりを支援するとともに、会社の不当な攻撃を受けてたたかう仲間の応援をします。



3.労働条件を改善する

労働組合に加入すれば労働条件の最低限を定めた労働基準法を守らせることができます。さらに、働きやすい職場を目指し、会社との交渉をもち労働条件の改善する活動を進めます。



4.助け合い支え合う

労働金庫やこくみん共済の各種制度を利用し、助け合いの活動を進めます。こくみん共済による「ユニオン共済」制度もあります。



5.楽しく親睦を深める

組合員同士の親睦を深めるためのレクレーション活動も色々。ボウリング大会、バーベキュー、芋掘り、花見、忘年会、飲み会に交流会・・・。労働組合を通じた人と人とのネットワークも広がります。



6.学習・交流で力をつける

労働法令の内容を詳しく知るための学習会、雇用形態や職場・職種の違う仲間の交流会などを開催しています。他にも、関係団体の各種セミナーや催しに参加することが出来ます。